画像はイメージ

写真拡大

奈良県生駒市が、喫煙後45分間は市役所のエレベーターの利用を禁止するなどの新たな受動喫煙対策を開始する。

生駒市では、来場者と市職員の受動喫煙防止のため、昼休憩を除いて市職員の職務時間内の喫煙を4月から禁止する。さらに、喫煙後45分間は市役所のエレベーターの利用を禁止。市役所内には、「屋外で室内に戻った呼気に含まれる有害物質の濃度が、喫煙前のレベルに戻るのは45分間と言われています」「喫煙後は外の風に当たり、深呼吸をしっかりして屋内にはいります」といった張り紙を掲示する。喫煙後すぐのエレベータ利用禁止は、市役所への来場者にも協力を求めていく。

また、昨年10月に施行した「生駒市歩きたばこ及び路上喫煙の防止に関する条例」に基づき、近鉄生駒駅周辺での喫煙の取り締まりを6月から開始。禁止区域では、指定喫煙場所を除いて終日喫煙を禁止する。勧告や命令に従わない違反者は2万円の罰金となる。