宮城のホヤのピンチを救う!? 水産高校の「ホヤホヤ研究班」の取り組みがスゴイ
[OH!バンデスーミヤギテレビ]2018年1月25日放送の「バンデス記者」のコーナーで、水産高校の高校生の取り組みが紹介されました。
画像は宮城県水産高校のホームページより
殻の色と鮮度については関連性がない
ホヤは宮城県の生産量が1位ですが、震災以降に原発による輸入規制などで韓国に出荷できなくなり、生産高が下がっています。ホヤの流通拡大が進んでいないと知った、宮城県水産高校の生徒が取り組みを始めました。
宮城県水産高校は、水産業に関わる様々な知識を学ぶ、「海に特化した専門学校」です。その中のフードビジネス3課は、食品の製造・流通などを幅広く学習する課で、「ホヤホヤ研究班」の7名が今回グループを組んで研究をしました。
生徒の取り組みはまず、ホヤの殻の色と鮮度の低下についてでした。生徒達は研究を重ね、殻の色と鮮度については関連性がないことを突き止めました。そしてそれを元にして流通をテーマにして発表しました。
高校生のこのテーマは「サイエンスキャッスル2017東北大会」で賞を取るなど、色々な賞に輝きました。
ホヤは風評被害などもあって、なかなか震災前の状態に戻るのは難しいのですが、高校生が取り組むなど、生産拡大に向けて向上することを地域の方は願っています。ホヤは食べるととてもおいしいので、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか?(ライタ―:sakuranezumi)