カレンダーとの連携もOK! 意外と使えるiPhone「マップ」

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スマホでよく使うアプリの中で実用性が高いといえば地図アプリだろう。
行き先の検索から、目的地までの経路確認やナビ、周辺スポットのチェックなど、外出時には欠かせないツールとなっている。

地図アプリと言えば、Google マップやYahoo!地図などが知られているが、iPhoneにも標準アプリで「マップ」が用意されている。

実は、この標準「マップ」が、どんどん便利になってきているのだ。

使っていなかったから、便利さを知らないまま。となっていないだろうか?


●片手で拡大縮小できる
移動中に地図を参照する際に両手を使えないときがよくある。
今までの「マップ」では、片手で移動はできたが、拡大縮小はできなかった。しかしiOS11になって、片手での拡大・縮小にも対応されているのだ。

2回連続してタップし、そのまま指を離さずに上方向にスワイプすると拡大、下方向にスワイプすると縮小される。

●近くのレストラン、コンビニも楽々検索
外出中に、「お腹が空いたから何か食べたいな」なんてときも多い。
「マップ」では、現在地の近隣にあるレストランを検索することができる。

検索欄をタップすると、アイコンが表示されるので、「食べ物」をタップし、さらに「レストラン」をタップすれば、検索結果が表示される。

下部には「日本食」「イタリア料理」など、ジャンルが表示されており、タップすることで絞り込みをすることもできる。


近くのレストランを検索できる。画面下のジャンルをタップすることで、さらに絞り込みもできる。


ほかにもコンビニやガソリンスタンドなども検索できるので便利だ。

●路線検索では途中駅の停車時刻も分かる
目的地までの路線検索では、乗換駅だけでなく、途中の駅の情報も確認できる。

「マップ」で目的地を入力し、「交通機関」を選択すると路線検索の結果が表示される。検索結果をタップすると、詳細が表示されるので、停車する駅数部分をタップしてみてほしい。

すると、間の駅名とともに、その駅の停車時刻までを確認できる。Google マップでは、同様に間の駅までは表示できるが、停車時刻までは調べられない。
友だちと途中の駅で待ち合わせする場合や、よく知らない路線で、今どのあたりなのかを知りたい時なんかに役立ちそうだ。


詳細で経路途中の各駅の停車時刻も表示される。



iPhoneの「カレンダー」と経路検索が連携
「カレンダー」に予定を設定する際、場所の情報を記録しておけば、「マップ」にも自動的に情報が表示される。情報をタップすれば、詳しい経路が表示される。
Google マップなどとは異なり、標準アプリ同士ならではの連携機能だ。


「カレンダー」に場所の情報も入れて予定を入力。



「マップ」に情報が表示される。


●タクシー配車もOK
目的地までの経路検索を行ったら、「配車サービス」をタップすることで、「全国タクシー」アプリを利用して、そのままタクシーを手配することができる。
おおよその金額も表示されるから安心だ。


「マップ」上からタクシーを呼ぶこともできる。


標準マップを日頃から利用していないと気付かないかもしれないが、iPhoneの標準「マップ」アプリはどんどん進化している。

今までGoogle マップを始め、ほかの地図アプリを使っていたという人も、わざわざアプリを追加せずに利用できるiPhoneの「マップ」を使ってみてもらいたい。