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出産は十人十色。妊娠中からどんなに育児雑誌などを読んで勉強していたとしても、なかなか参考書通りにお産が進まないことの方が多いのかもしれません。赤ちゃんとの対面の瞬間も、想像していたものとは全く違ったという方もいるのではないでしょうか?

そんな「出産」という大仕事を終えた直後。あなたが発したのは、誰に向けたどんな言葉でしたか?

「赤ちゃん、産まれましたよ〜」と言われて、一番に出た言葉は何だった?



『「産まれましたよ〜」と言われたので

「あ、あ、ありがとうございました」だった』


『分娩室入って15分で生まれちゃったので「えっ、もう出たの?」って言ってたらしい』


『あまりに背毛がすごかったので「毛深っ!! これ抜けますか?」でした(笑)』


『私は「何で泣かないの?」でした。

臍帯が首に二重に巻き付いていて、すぐ泣かなかったから』


『子どもに「よ〜がんばったな〜」かな。長いこと骨盤あたりで出そうで出ない状態だったんで』


『帝王切開で、朦朧としつつ……

我が子に向かって「こんにちは」でした。

てか、感動やら、安心やら、色んな感情がごちゃ混ぜで、涙でボロボロだった』


出産のエピソードは十人十色。その分、直後に発した言葉の種類もさまざまなんですね。

出産が無事に終わったという安堵の声も。

中には出産という大仕事を終えて、嬉しさより先に安堵した気持ちが出てしまったという方もいました。

『私、赤ちゃんに話しかけるよりもまず「お、終わった〜」って言ってたな(笑)』


『鼻水、涙、羊水垂れ流しながら「あ〜今日からやっとうつぶせで寝れる〜!」だった』


『私は丸4日かがりの長丁場出産だったので、「お腹すいたぁ」でした』


『「喉かわいた! み……みず!!」だった(笑)』


長丁場のお産だと、ママの気力や体力は限界に近づいています。その苦しみからやっと解放されたかと思うと、これまでの我慢から解放された気持ちがでてしまうこともあるようですね。



きょうだいによって違う? 3人のママの意見

何度もお産を経験している先輩ママさんでも、出産状況によって直後に発した言葉も違ってきます。だんだんと余裕が出てくるママもいれば、お子さんとの初対面の感想を微笑ましく語るママのエピソードも寄せられていました。

『一人目「もう絶対産まない」

二人目「(子どもに)よく頑張って出てきたね」

三人目 陣痛中も先生や助産師さんと話す余裕もあり「(みなさんに)ありがとうございました!」って言ってた(笑)』


『一人目「痛……もういいや……」

二人目「お腹すいたぁー。この後、ご飯出ます?」

三人目「足っ、足がつるっ……!!」』


『1人目は全身麻酔から醒めたあと、赤ちゃんの写真を見て「なんじゃこれ」。

2人目は局部麻酔したんだけど「麻酔効いてませんでした……」だった。

3人目は麻酔ですごい脱力感に襲われて「せんせぇ、もう何もかも嫌になりましたぁ」。

私は麻酔が効きづらく、痛いわ脱力感に襲われるわで散々の出産でした』


『一人目「可愛い〜!」

二人目「(何故か)いらっしゃ〜い!」

三人目「(一番時間かかったから)やっと出た……」』


『一人目「髪がない!」

二人目「やっぱり髪がない!」

三人目「(ついに)フッサフサや〜ん!」』


ママたちが出産直後に発した言葉は、初めて会った可愛い我が子を見ての感想だったり、出産が終わったことに対しての安堵感がつい言葉に出てしまったり。また、同じママでも一人目以降のお子さんのときには全く違った言葉を発していた人もいるようですね。

お子さんそれぞれ「出産エピソード」が違います。どんな言葉を発したにせよ、大切な思い出の1つとしてこれから先もずっと忘れないでおきたいものですね。

あなたは、出産直後にどんな言葉を発しましたか?

文・赤石みお イラスト・ユウコ