「おしるこ」or「ぜんざい」どう違う? 実は地域によって差があった
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年12月5日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「おしるこ」と「ぜんざい」の違いについて調べていました。
寒くなって温かいスイーツが食べたい時にピッタリな「おしるこ」と「ぜんざい」。違いはあるのでしょうか?
ぜんざい(Tak H.さん撮影、Flickerより)
地域によって言い方に差が
石川県民30人に「おしるこ」と「ぜんざい」、どっちが好き?と質問したところ、おしるこ派は9人、ぜんざい派は21人と圧倒的にぜんざい派という結果でした。
しかし、おしることぜんざいの区別とは何でしょう。質問した石川県民は、「おしるこはこしあん、ぜんざいはつぶあん」と答える方が多くいました。
実際に金沢市広坂でおしるこ専門店をしている「あめん堂」では、おしるこは、粒のないこしあんの汁、ぜんざいは粒ありの汁を提供していました。
そして、石川県民にはぜんざいが人気で、汁がほとんどなく粒あんを多めにした「金沢ぜんざい」というメニューも提供していました。
一方、全国チェーンを展開している麻布茶房の金沢店では、粒なしの「御前しるこ」と粒なしの「田舎しるこ」と両方とも「おしるこ」として提供しています。
そして、「白玉ぜんざい」というメニューで、水分すくなめの粒あんをのせたものを「ぜんざい」として提供していました。
石川県や関西地方では、あんこの粒があるかなしかで区別していますが、関東地方では汁気が多いものが「おしるこ」、汁気の少ないものが「ぜんざい」としているようです。
よく似た食べ物の呼び方の違い、地域によって微妙な違いがあるようです。(ライター:りえ160)