球団ワースト記録のヤクルト、退任の真中監督に選手たちが謝罪
3日のプロ野球公式戦、ヤクルトは本拠地の神宮球場での最終戦に臨み、巨人に6-10と敗れた。今季限りで退任する真中満監督を勝利で送り出すことができず、球団ワースト記録となる96敗目を喫してシーズンを終えている。
就任1年目で2年連続最下位と低迷していたチームを14年ぶりのリーグ優勝に導きながら、最後は3年ぶりの最下位でラストシーズンを終えた真中監督。3日放送、フジテレビ「THE NEWS α」では、指揮官に育てられた愛弟子たちが、感謝と後悔の気持ちを表した。
選手会長を務める川端慎吾は、「選手の能力を引き出す力は凄い」と真中監督を称賛。2年連続で“トリプル3”を達成し、チームの顔に成長した山田哲人も、「(やり方が)すごくあっている」と相性の良さを強調。「1年目から気を使わずに野球をできたのは真中監督のおかげ」と感謝した。
ルーキー時代に神宮で初先発した試合に、当時現役だった真中監督のホームランで勝利し、一緒にお立ち台に立ったという石川雅規は、現役時代から指揮官がチームを引っ張る存在だったと明かしている。
しかし、今季のヤクルトは開幕直後からレギュラーが故障で次々と離脱。真中監督がまともに采配を振るえない日々が続いた。2月に椎間板ヘルニアを発症し、今季を棒に振った川端は「ものすごく責任を感じる」と落胆。「なによりも一緒に最後のシーズンを戦えなかったのが悔しい」と、真中監督を助けることができなかった自分を責めた。
2年前はエースとして優勝に貢献しながら、今季は5月以降に白星から遠ざかり、11連敗を喫した石川も「監督の責任ではなく、やっている僕らの責任が大きいので、辞められるというのは本当に申し訳なかった」と肩を落としている。
退任セレモニーで涙を見せた真中監督について、チームメートでもあった解説者の石井一久氏は、現役時代からライバルとの争いに勝てないのは自分の責任という考えで、自分を厳しく見る人物だと明かした。石井氏はかつての同僚に「またグラウンドに帰ってきてほしい」とエールを送った。
就任1年目で2年連続最下位と低迷していたチームを14年ぶりのリーグ優勝に導きながら、最後は3年ぶりの最下位でラストシーズンを終えた真中監督。3日放送、フジテレビ「THE NEWS α」では、指揮官に育てられた愛弟子たちが、感謝と後悔の気持ちを表した。
ルーキー時代に神宮で初先発した試合に、当時現役だった真中監督のホームランで勝利し、一緒にお立ち台に立ったという石川雅規は、現役時代から指揮官がチームを引っ張る存在だったと明かしている。
しかし、今季のヤクルトは開幕直後からレギュラーが故障で次々と離脱。真中監督がまともに采配を振るえない日々が続いた。2月に椎間板ヘルニアを発症し、今季を棒に振った川端は「ものすごく責任を感じる」と落胆。「なによりも一緒に最後のシーズンを戦えなかったのが悔しい」と、真中監督を助けることができなかった自分を責めた。
2年前はエースとして優勝に貢献しながら、今季は5月以降に白星から遠ざかり、11連敗を喫した石川も「監督の責任ではなく、やっている僕らの責任が大きいので、辞められるというのは本当に申し訳なかった」と肩を落としている。
退任セレモニーで涙を見せた真中監督について、チームメートでもあった解説者の石井一久氏は、現役時代からライバルとの争いに勝てないのは自分の責任という考えで、自分を厳しく見る人物だと明かした。石井氏はかつての同僚に「またグラウンドに帰ってきてほしい」とエールを送った。