ドルトムント、一両日中にトゥヘルを解任か

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▽トーマス・トゥヘル監督とドルトムントの関係は修復不可能のようだ。ドイツ『シュポルト1』が報じた。

▽トゥヘル監督率いるドルトムントは今シーズン、DFBポカールで優勝。ブンデスリーガでは3位に甘んじたが、チャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、一定の成果を挙げている。

▽しかし、ドルトムントでは、かねてからトゥヘル監督とフロントとの確執が伝えられている。先月にチームが見舞われたバス爆破事件で、トゥヘル監督は翌日開催となったことについて、「まったく意見できなかった」と、早すぎる開催となったことに憤りを隠さず。これに対してハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOは可能な選択肢から選んだものであることを主張し、戸惑いをのぞかせていた。また、最近では、トゥヘル監督の采配に関して、選手側から否定的な意見が出ていることも伝えられ、求心力の低下が囁かれている。

▽『シュポルト1』によれば、ドルトムントとトゥヘル監督は、31日までにも契約を解除する見込みのようだ。後任としては、今季ニースをリーグ・アン3位に導いたルシアン・ファブレ監督が最有力候補で、ケルンのペーター・シュテーガー監督、アヤックスのピーター・ボス監督、フランク・フルトのニコ・コバチ監督らの名前も挙げられている。