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 1月クールの主演ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)で、初の外科医役に挑戦した元SMAP木村拓哉(44)。今クールトップの平均14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど視聴率王の面目を保ったが、今作では彼の今後を左右する“出会い”もあったようだ。

 SMAP解散後、初の主演作とあって大きな注目を集めた『A LIFE』。心機一転の撮影現場となっただけに、これまでの木村とは異なる“変化”もあったという。

SMAP時代もさほど高圧的ではなかったんですが、今回の撮影現場は、特に周囲に対して低姿勢だなと感じましたね。共演者ともよくコミュニケーションをとっていましたし、“初心に戻って頑張る”という気持ちが、木村さんの言動からひしひしと伝わりました」(テレビ局関係者)

 また、木村は幼なじみにしてライバル関係にある役どころを演じた俳優・浅野忠信(43)とも、撮影を通じて仲を深めていったとか。

「浅野さんのことを『タッド』と呼び、『いろいろ学ばせてください』という様子で、積極的に絡んでいる姿が印象的でした」(前同)

 このように浅野と親密になった背景には、木村なりの思惑もあったようだ。

■マネージャーに海外移住を直訴?

 ジャニーズに詳しいライターが解説する。

「木村はもともと海外志向が強く、海外移住も視野にあります。2015年夏に発売された雑誌の中でも、マネージャーへのメッセージとして『海外に住まわせて下さい。仕事のたびに通うから』と訴えていたほど。今後は国際的に活躍する浅野に影響を受け、本格的に海外進出する可能性は十分にあるでしょう。ラジオ『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』(TOKYO FM)では、浅野が『ハリウッド映画の俳優のスーツの着こなしに感銘を受けた』というエピソードを楽しそうに話していましたから、海外の作品の話もいろいろと聞いていたのでは」

 海外進出が実現すれば日本のファンは寂しい思いをすることになるが、木村の新たな飛躍に期待したい。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する