17日放送、フジテレビ「ユアタイム」では「進化を追い求める筒香嘉智」と題し、横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智のインタビューを放送。野球解説者・石井一久氏が聞き手となり、筒香が理想とするバッターやメジャーへの興味を尋ねた。

キャプテンとして、チームを初のクライマックスシリーズに導き、ホームラン王&打点王の2冠に輝いた筒香。その要因については「反対方向へのホームランが増えたこと」といい、自身が覚醒したという試合を「(2016年4月8日)ヤクルト戦で小川さんから打ったレフトのホームランで、今までと違うなっていう感覚がありました」と明かした。

また、更なる進化を遂げるべく「体の使い方というか、エクササイズを教えて頂いている。もっと詰めてやりたい」などと語った筒香は、理想とするバッターを「憧れていたのは松井秀喜さん」と続けた。

「人間的にも自然に松井さんに巻き込まれていく。惹きこまれていく。松井さんは意識しなくても自然になっていると思いますし、そういう人間になりたい」。

松井氏の魅力をこう話すと、筒香はバッティングの技術面でも「軸が全く動かない。簡単ではないことだと思うので、それを当たり前のようにやっているのはすごい」と絶賛。石井から訊かれた「メジャーへの興味」については、「メジャーの球団どうこうよりはチームで優勝できるかということのほうが興味あります」と言うに留めた。