天海祐希の全力三ツ星ナポリタン「Chef〜三ツ星の給食〜」3話

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木曜劇場『Chef〜三ツ星の給食〜』(フジテレビ 木 よる10時)。

「私の料理は、いつだって最高においしいのよ!」

高すぎるプライドを振り回し、天才三ツ星シェフ・星野光子(天海祐希)が「最高においしい」という称賛を求めて暴れまわる。


やっぱり笑える天海祐希の必死さ


2016年10月27日放送の第3話では「親子給食会」のナポリタンを作ることになった。
栄養士の荒木(遠藤憲一)は、毎年こども用と大人用で給食の味付けを変えている。

「親子給食会ってのは、大人のためにやるものなんだ。給食に信頼を置いてもらって、大人たちに『給食はすばらしい』って思ってもらうためのイベントなんだ」

給食っておいしいね。
衛生管理もきちんとしてそうだよね。
良かった、良かった。
終わり。

それだけの学校行事にも、光子は三ツ星シェフの本気を見せたがる。
大人とこどもに、同じ味付けで「最高においしい」と言わせたいのだ。

「星野光子のナポリタンは『星野光子のナポリタン』なのよ!」

朝5時から給食の仕込み。
トマトを買いに、静岡県まで。
とにかく極端である。

全員間抜け



第1話で宣戦布告をしまくった光子。
相手は、篠田(小泉孝太郎)のレストラン、テレビ撮影スタッフ、給食室のメンバーなどなど。
全員を敵に回す、焼き畑スタイル。
天海祐希、すべてを破壊するゴジラみたいだった。

しかし3話では、周りの人たちも光子の極端さを面白がりはじめる。

給食を作り小学生にからかわれる光子を見て、篠田のレストラン「La cuisine de la reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」のスタッフたちは懐かしむ。

「あの人がいると、毎日予想外のことばかりで、面白かったよなあ」

光子を笑いものにする気満々だったテレビ撮影スタッフも好意的だ。

「星野シェフ、楽しそう!」
「おれ、もう普通にワクワクしますよ!」

栄養士・荒木も、光子が早朝から1人で仕込みをする姿を見て「ま、いいじゃないか」と穏やかな顔。

突き抜けてる人が職場にいると、めんどくさいけど仕事が楽しく思えたりする。
「プライドのため」「おいしさのため」と、光子は目的が単純でわかりやすいのも良い。

相変わらず「こどもたちのことを考えてない」とチクチク指摘してくるのは、給食調理師補助の晴子(川口春奈)。
晴子がドラマにどう関わってくるのか。

『Chef〜三ツ星の給食〜』は、本日11月3日、第4話放送。
予告映像の、自信満々で屋台を引く天海祐希に期待が高まります。

過去の見逃し配信はFOD(フジテレビオンデマンド)、またはTVerで見られます。

(むらたえりか)