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富士通と富士通フロンテックは、海外発行カード取引が可能なATMと、それらに関する運用(警備・警送、コールセンター業務)、加盟店契約会社対応(PCIDSS認証取得、維持含む)を組み合わせた海外発行カードに対応したATMサービスをりそな銀行と共同で開発し、2016年11月より提供開始すると発表した。

取扱ブランドは、台湾金融カード、中国銀聯、JCBで、2017年5月下旬以降はさらに、Visa、MasterCard、DISCOVERに対応する。

今回のサービスは、海外発行カード専用サービスと、海外発行カードと国内発行カードの両方に対応したサービスの2種類。海外発行カード取引は、富士通のデータセンター内に構築した海外カードゲートウェイシステムを利用し、国内取引については、りそな銀行の国内ATM取引ゲートウェイシステムを利用する。

富士通では今回のシステムをコンビニエンスストア店内に設置する、りそな銀行が幹事行として運営する「バンクタイムATM」、訪日外国人観光客の多いエリアのりそな銀行営業店、出張所、地域金融機関の営業店、出張所などに展開する。

(丸山篤)