“ネイマール2世”G・バルボーザ、インテル加入会見で抱負「歴史を作りたい」

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは22日、ブラジル代表FWガブリエウ・バルボーサの加入会見を開催した。クラブの公式HPが伝えている。

 インテルは8月30日にガブリエウの加入を発表。同日に20歳の誕生日を迎えた同選手は、2021年までの5年契約を締結している。

 そして加入発表から3週間余り、9月22日に会見が開催された。ガブリエウは「本当に幸せで、信じられないような一日だよ。このクラブの一員になることができて嬉しい。このクラブとともに歴史を作りたいんだ」とコメント。加入の喜びと抱負を語った。

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「自分はいくつかのポジションでプレーできる。(どのポジションでプレーするかは)監督が決めることだね。中国からも高額のオファーを受けたけど、自分はここへ来ることを決めた。インテルは常に“第一希望”のクラブだったからね。世界中からオファーがあったけど、自分は今、イタリアのビッグクラブの1つに加わることができた。この決断を喜んでいるよ」

 インテルへの強い思いを明かしたガブリエウ。同クラブにはかつて、元ブラジル代表FWロナウド氏など、同胞の先輩たちが数多く在籍し、輝かしい実績を残してきた。ガブリエウは「彼らは大きな成功を収めたね。ピッチ上で全てを懸けて戦っていたと思う。自分も同じことを成し遂げたい」と抱負を語っている。

 ガブリエウは2015年のコパ・ド・ブラジウで得点王に輝き、バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールになぞらえて“ガビゴル”と呼ばれる左利きのストライカー。サントスの下部組織出身であることや、プレースタイルが似ていることから“ネイマール2世”と称される。リオデジャネイロ・オリンピックのブラジル代表メンバーにも選ばれ、本大会では全6試合出場2ゴールを記録して金メダル獲得に貢献した。

 インテル加入後、まだ公式戦のピッチには立っていないガブリエウ。21日のセリエA第5節エンポリ戦では初めて招集メンバーに名を連ねたものの、出場機会は訪れなかった。インテルは次節、25日にボローニャとのホームゲームを控えている。ガブリエウのデビューはいつになるだろうか。