iPhoneを海外で使う際のポイント。意図しない通信費を請求されないように設定をチェック:iPhone Tips
9月に入って次第に秋を感じるようになってきましたが、夏期休暇をずらし、これから取るという方もおられるのではないでしょうか。海外旅行の友として、iPhoneを現地での通話や撮影に使うという方も多いと思います。
海外でiPhoneを使う際に注意したいのが「どうやってインターネットを使うか」という点です。海外では日本で契約中のプランが適用されないので、日本にいるときと同じ感覚でデータ通信を行うと、帰国後に高額な通信量を請求されるリスクがあります。渡航先での設定方法を覚えて、海外でもiPhoneを活用しましょう。
なお、ここでは操作手順を説明する際にauのiPhone 6s(iOS9.2)を使用しています。
海外の観光地などで、無料で使えるWi-Fiサービスを活用する際に覚えておきたいのが、機内モードの上手な使い方です。こうしたWi-Fiサービスが使える場所で、さらに連絡手段として電話は使わず、LINEなどのメッセージアプリをメインに使う場合は、iPhoneを「機内モード」に設定しましょう。
機内モードとは、通話やスマホのデータ通信をオフにする機能のこと。通話とモバイルデータ通信がオフになるため、意図しないデータ通信も発生せず、安心です。さらにWi-Fiへの接続も可能なので、ホテルなどで無料Wi-Fiに接続し、インターネットに接続することもできるため、無料のWi-Fiのみを使えます。
機内モードを設定するには、iPhoneの画面を下端から上になぞり、コントロールセンターを表示。そこから飛行機のアイコンをタップします。
▲コントロールセンター上で飛行機のアイコンをタップ。Wi-Fiに接続する場合は、右横にあるWi-Fiのアイコンもタップしましょう。
状況によっては、意図しないデータ通信は防ぎたいけれど、電話としては使いたい、という場合も出てくるかと思います。そうした場合は、iPhoneのデータ通信をオフにしたままで、電話の発着信やSMSのみ使えるようにする方法もあります。
「設定」で「モバイルデータ通信」をオフにし、「ローミング」をタップ。切り替わった画面で「音声通話ローミング」をオンにしましょう。
▲「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」をタップ。切り替わった画面で「モバイルデータ通信」をオフにします(写真=左)。続いて、「ローミング」をタップし、「音声通話ローミング」をオンにしましょう(写真=右)。
国によっては4G(LTE)経由での接続に対応していない地域もあります。その場合は、「モバイルデータ通信」画面から4Gをオフにしましょう。これで、4G非対応の国でも通話ができるようになります。
▲「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」 「4Gをオンにする」をタップ。切り替わった画面で「オフ」にチェックを入れます。
機内モードに設定したり、モバイルデータ通信をオフにしたりしてWi-Fiに接続するのも良いですが、通信速度が遅い、セキュリティが万全でない、などデメリットが生じやすいのも事実です。各キャリアが提供する海外向けの定額パケットサービスを使えば、日本に比べて高価にはなりますが、国内でiPhoneを使うのと同じ感覚でデータ通信を定額利用できます。
このサービスを使うには、渡航先が「国際ローミング」の対応エリア内であることが必要です。各キャリアのホームぺージなどであらかじめ確認しましょう。また、国際ローミング対応エリア内であっても、非提携の海外キャリアに接続すると高額な通信料金が発生してしまいます。渡航先でモバイルデータ通信をオンにすると、接続できる海外キャリアが記載されたSMSが送られてきます。特にソフトバンクのiPhoneは、海外キャリアへの接続を手動で行わなくてはならないので、要確認です。
▲主要3キャリアの海外向け定額パケットサービスは、事前申し込み不要で利用できます。なお、NTTドコモとauでは、それぞれ「海外1dayパケ」と「世界データ定額」というサービスを提供しており、海外でのデータ通信を割安料金で行えます。あまりデータ通信を行う予定がない人におすすめのサービスです。なお、「海外1dayパケ」には事前申し込みが必要です。
なお、こうした海外向けの定額パケットサービスを利用するには「設定」から「音声通話ローミング」と「データローミング」をオンにする必要があります。あらかじめ設定しておきましょう。
▲「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」をタップします。続いて「ローミング」をタップ(写真=左)。「ローミング」画面で「音声通話ローミング」と「データローミング」をオンにします(写真=右)。
海外でiPhoneを使う際に注意したいのが「どうやってインターネットを使うか」という点です。海外では日本で契約中のプランが適用されないので、日本にいるときと同じ感覚でデータ通信を行うと、帰国後に高額な通信量を請求されるリスクがあります。渡航先での設定方法を覚えて、海外でもiPhoneを活用しましょう。
【ギャラリー】海外で高額通信費と請求されないために設定を確認:iPhone Tips (6枚)
iPhoneを機内モードに設定する
海外の観光地などで、無料で使えるWi-Fiサービスを活用する際に覚えておきたいのが、機内モードの上手な使い方です。こうしたWi-Fiサービスが使える場所で、さらに連絡手段として電話は使わず、LINEなどのメッセージアプリをメインに使う場合は、iPhoneを「機内モード」に設定しましょう。
機内モードとは、通話やスマホのデータ通信をオフにする機能のこと。通話とモバイルデータ通信がオフになるため、意図しないデータ通信も発生せず、安心です。さらにWi-Fiへの接続も可能なので、ホテルなどで無料Wi-Fiに接続し、インターネットに接続することもできるため、無料のWi-Fiのみを使えます。
機内モードを設定するには、iPhoneの画面を下端から上になぞり、コントロールセンターを表示。そこから飛行機のアイコンをタップします。
▲コントロールセンター上で飛行機のアイコンをタップ。Wi-Fiに接続する場合は、右横にあるWi-Fiのアイコンもタップしましょう。
「モバイルデータ通信」をオフにする
状況によっては、意図しないデータ通信は防ぎたいけれど、電話としては使いたい、という場合も出てくるかと思います。そうした場合は、iPhoneのデータ通信をオフにしたままで、電話の発着信やSMSのみ使えるようにする方法もあります。
「設定」で「モバイルデータ通信」をオフにし、「ローミング」をタップ。切り替わった画面で「音声通話ローミング」をオンにしましょう。
▲「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」をタップ。切り替わった画面で「モバイルデータ通信」をオフにします(写真=左)。続いて、「ローミング」をタップし、「音声通話ローミング」をオンにしましょう(写真=右)。
国によっては4G(LTE)経由での接続に対応していない地域もあります。その場合は、「モバイルデータ通信」画面から4Gをオフにしましょう。これで、4G非対応の国でも通話ができるようになります。
▲「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」 「4Gをオンにする」をタップ。切り替わった画面で「オフ」にチェックを入れます。
海外向けの定額パケットサービスを使う
機内モードに設定したり、モバイルデータ通信をオフにしたりしてWi-Fiに接続するのも良いですが、通信速度が遅い、セキュリティが万全でない、などデメリットが生じやすいのも事実です。各キャリアが提供する海外向けの定額パケットサービスを使えば、日本に比べて高価にはなりますが、国内でiPhoneを使うのと同じ感覚でデータ通信を定額利用できます。
このサービスを使うには、渡航先が「国際ローミング」の対応エリア内であることが必要です。各キャリアのホームぺージなどであらかじめ確認しましょう。また、国際ローミング対応エリア内であっても、非提携の海外キャリアに接続すると高額な通信料金が発生してしまいます。渡航先でモバイルデータ通信をオンにすると、接続できる海外キャリアが記載されたSMSが送られてきます。特にソフトバンクのiPhoneは、海外キャリアへの接続を手動で行わなくてはならないので、要確認です。
▲主要3キャリアの海外向け定額パケットサービスは、事前申し込み不要で利用できます。なお、NTTドコモとauでは、それぞれ「海外1dayパケ」と「世界データ定額」というサービスを提供しており、海外でのデータ通信を割安料金で行えます。あまりデータ通信を行う予定がない人におすすめのサービスです。なお、「海外1dayパケ」には事前申し込みが必要です。
なお、こうした海外向けの定額パケットサービスを利用するには「設定」から「音声通話ローミング」と「データローミング」をオンにする必要があります。あらかじめ設定しておきましょう。
▲「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」をタップします。続いて「ローミング」をタップ(写真=左)。「ローミング」画面で「音声通話ローミング」と「データローミング」をオンにします(写真=右)。