橋本志穂、FBに「母の亡骸」写真が大批判 その行動は「言語道断」なのか?
ガダルカナル・タカさん(59)の妻でタレントの橋本志穂さん(48)が、亡くなった母親とのツーショット写真をFacebookに投稿したことが大きな物議を醸している。
最近では病室や葬式で亡骸を撮影する人も増えてきているというが、SNSにアップすることについては違和感を持つ人も多いようだ。結果的に、橋本さんの行為はネット上で多くの批判を呼ぶこととなった。
ブログで反論「テメーに見せるためじゃねーんだよ!」
「結局、母は頑張れませんでした。すごく苦しんで、痛みと闘って、、」――。2016年4月28日夜、橋本さんは自身のFacebookで母が亡くなったことを明らかにした。
投稿には、亡くなったばかりの母と写ったツーショットも添えられていた。「口紅をぬってあげました」といい、安らかな表情で眠る母にぴったりと寄り添う橋本さんの姿が写っている。仮通夜があった翌29日には、母の亡骸を親戚で囲んだ集合写真も公開した。
一連の投稿には、友人らからの追悼メッセージが数多く寄せられたものの、すぐにネット上で話題になることはなかった。「炎上」のきっかけとなったのは、5月7日に更新した「怒りのブログ」だ。
橋本さんは父から連絡を受けて、27日に地元・福岡へ飛んだ。亡くなるまでは懸命な看病を続ける傍ら、Facebookやブログで母の容態を詳しく報告。合わせて、病室での自撮り写真や母の手をさする写真なども公開していた。
すると、あるブログ読者がコメント欄に「母親が危篤状態にもかかわらず、こんなに写真を撮れる余裕があるなんてさすが芸能人は違いますね」と投稿。これを目にした橋本さんは、5月7日のブログで
「テメーに見せるためじゃねーんだよ!来れない家族に報告するためや、生き別れになって連絡の取れないきょうだい、父の教え子たちにも手っ取り早く、お見舞いに来てあげてね!と伝えるためなんだよ!と怒りがこみ上げる」
と、怒りを爆発させた。
遺体の撮影に「ありえない」派と「家族なら」派
反論ブログはネット上で賛否を呼び、複数のネットニュースに取り上げられた。こうした流れからFacebookの「亡骸写真」にも注目が集まり、さらなる波紋を広げることとなってしまった。
もっとも、病室や葬儀の場で亡くなった人の写真を撮るケースは徐々に増えているようで、ここ数年はネット上でも度々議論がなされている。
女性向け掲示板サイト「ガールズちゃんねる」では、つい最近も「義父の葬儀前に、義父の娘が棺桶の顔の部分をあけ、スマホで撮影を始めた」というエピソードが話題になっていた。大半が「絶対になし」「ありえない」という意見だったが、「家族なら仕方ない」「生前の、親子関係によるのでは?」という意見も散見された。
ただ、それをSNSに投稿するとなると話は別だ。橋本さんに至っては、Facebookを「全体公開」に設定しているため、世界中の誰もが閲覧できる状態になっている。そのためネット上では、
「亡骸をブログに載せるなんて非常識だよね」
「晒された母君の気持ちを忖度すべきではなかろうか?」
「関係ない人から見たら死体な訳で、モザイクがかかるレベル」
「...ありえないと思うわ」
といった疑問の声が相次いだ。
2012年には元「光GENJI」の大沢樹生さん(47)が「不謹慎承知のうえ...お許し下さい」として死産した長女の写真をブログで公開したことがあった。この時もファンの間で賛否を呼び、大沢さんは数日後に写真を削除した。