iPhone 6sの「3D Touch」の感度を調整してより快適に:iPhone Tips

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画面をグッと押すことでさまざまな操作ができる「3D Touch」は、iPhone 6s/6s Plusで新たに追加された機能です。アプリのアイコンをプレスして、ショートカットメニューを表示したり、メールやウェブページのリンクのプレビューを参照したりするなど、これまでのタッチ操作とはひと味違う新たな使い心地を楽しめます。

この3D Touchは感度を調整することができます。「グッと押しているつもりなのに反応が鈍い」「すぐに反応してしまって使いにくい」といった場合は、「設定」に3D Touchの感度を調整できる項目があるので、そこで調整してみるといいでしょう。

「弱い」「中」「強い」の3段階で調整可能


3D Touchの感度を調整するにはまず、「設定」を起動し、「一般」を選択します。「一般」画面では「アクセシビリティ」をタップ。次画面を下にスクロールすると、「3DTouch」というメニューがあるので、これをタップします。

ここでは3D Touchのオン・オフの切り替えのほか、3D Touchの感度を「弱い」「中」「強い」の3段階で調整できます。軽めの操作で反応させたい場合は「弱い」、強めの操作で反応させたい場合は「強い」に設定するといいでしょう。

「設定」を起動し、「一般」をタップ(写真=左)。「一般」画面では、「アクセシビリティ」を選択します(写真=右)

「アクセシビリティ」が表示されたら、画面をスクロールして「3D Touch」を選択(写真=左)。「3D Touch」では、「弱い」「中」「強い」の3段階で感度を調整できる(写真=右)

最下部の項目では、3D Touchの感度テストを行うことができます。イメージ画像を押し込んでポップアップ画面を表示し、そのままさらに押し込んで全画面表示にする3D Touchの一連の操作をテストできます。

最下部のイメージ画像をプレスして、感度テストを行える(写真=左)。テストを終えたら、「完了」をタップしましょう(写真=右)

グッと押し込めばカーソル移動が可能


3D Touchはさまざまな用途に利用できますが、意外と知られていない操作法もあります。そのひとつがカーソルの移動です。メールやSNS、LINEなどで文字入力をする際、キーボードをプレスすると、その部分がトラックパッドになり、その場で指を動かすだけでカーソルの位置を動かすことができます。

通常カーソルを動かす場合は、その部分まで指でドラッグするなどキーボードから指を離す必要がありますが、3D Touchを使えば指を離さずにカーソル移動が可能です。文章の間違いを見つけたときはぜひこの方法でカーソルを移動して修正してみてください。

文字入力時に、キーボードをグッと押し込む(写真=左)。キーボードがトラックパッドに切り替わり、そのままドラッグすると、カーソルを自由に動かせる(写真=右)

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