iPhoneをわずか3分のチャージで満充電できる!夢のようなモバイルバッテリーがまもなく発売

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スマホと一緒に毎日持ち歩くモバイルバッテリーはいまや必需品。しかし日々持ち歩いて使っていると、ついつい充電を忘れてしまうことも増えてくる。急速充電モデルも増えているが、それでも空のモバイルバッテリーがすぐに使えるほど充電するには、相当の時間が必要だ。

充電量が心許ないモバイルバッテリーほど、役に立たない感が大きいアイテムもそうはない。
だが、わずか3分間の充電ですぐに使えるという、夢のようなモバイルバッテリーがまもなく発売になる。

Simpiz社が開発したモバイルバッテリー「iTRON」は、容量9000mAhの大容量タイプのモバイルバッテリーだ。これ1つでiPhoneを3台フル充電することができる。だが「iTRON」の特徴はこのバッテリー容量ではない。

「iTRON」は急ぎの時、なんと3分間充電するだけでiPhone 5sを1台充電することが可能モバイルバッテリーなのである。


3分の充電ですぐに使えるモバイルバッテリー「iTRON」


この「iTRON」が本体の9000mAhバッテリーをフルに充電する時間もわずか18分と短い。だがたった3分間充電するだけで出かけても、iPhone 5sを満充電できるというわけだ。
「iTRON」の高速充電に「DUBI」という技術を使っている。
この「DUBI」は一般的な充電方法に比べ約30倍も高速で充電でき、また他社の高速充電システムと比べても10倍前後高速充電が大きな特徴である。


3分でiPhone 5sの充電が可能。フル充電に要する時間も18分とわずかだ


・寝坊して慌てて朝起きた時
・前の晩に「iTRON」の充電を忘れていた時
そんな時でも、歯磨きしている間に、わずか3分間、「iTRON」を充電すれば、iPhone 5s1台分は充電できるということだ。また外出の多いビジネスパーソンの場合、会社にドッキングステーションを置いておけば、事務所に戻った時に3分間「iTRON」を再充電すれば、すぐに再び出かけられる。しかも、

iPhone 6sを充電したいなら、5分間
・iPad mini 4でも、11分間
わずかこの時間、「iTRON」を充電すれば、それぞれiPhoneやiPadを満充電できる。

さらに「iTRON」の充電は、本体をドッキングステーションに乗せるだけと簡単だ。これだけでも充電は楽に行える。
しかもこのドッキングステーションにはUSB端子が複数ついている。
ここからもスマホを充電できるうえに、このUSB端子は高速充電に対応。で、スマホの急ぎの充電も可能だ。


「iTRON」はクラウドファウンディングサービスのIndiegogoで出資を募集し、目標金額を数倍上回る資金を集めることに成功した。順調に行けば5月には製品化される。価格は85ドル、約9200円の予定だ。
なにかと忙しく、通勤・通学の時間が長い日本でもぜひ発売してほしいアイテムだ。


山根康宏