バルセロナDFダニエウ・アウベスが、インスタグラムでの一風変わった行動でクラブから処分を科されるかもしれない。スペインメディアが伝えている。

バルセロナは先日、チャンピオンズリーグ（CL）準々決勝でアトレティコ・マドリーに敗れ、ベスト8敗退となった。史上初の2連覇を逃したのに加え、公式戦で4試合3敗とスランプに陥り、一時は圧倒的だった強さにかげりが見えてきている。

アウベスはそんな雰囲気を払しょくしようとしたのか、インスタグラムで動画を投稿。「ただのサッカーの試合」「人生は続く」と、前向きになるべきとのメッセージを発した。だが、アウベスがウィッグをつけ、恋人のふりをしていたことで、クラブの危機に不謹慎な態度だという批判の声が上がる。

"No se vivir de otra manera, lo siento" #goodcrazy😇 #goodvibealways✌ #vidaquesegue👣 contigo la vida tiene más sentido @joanasanz

DanialvesD2 My Twitterさん(@danid2ois)が投稿した動画 -



これを受け、バルセロナ幹部のジョルディ・モネス氏はスペインメディアで処分の検討に言及した。

「気分を害している者もいる。ジョークを飛ばすタイミングとしては最適じゃない。動画に憤慨して連絡してきたクラブメンバーもいる」

また、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も次のように述べ、処分の可能性があることを示唆した。ただし、公表することはないようだ。

「チームが敗退を乗り越え、冗談で笑い、ポジティブでいるということだ。だが、不適切だと感じ、不快を示した人たちもいる。これはチーム内の問題であり、（処分をしても）言うことはない」