6日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで、レアル・マドリーをホームで2-0と下したヴォルフスブルクの選手が、試合中の衝突で歯を失っていたことが分かった。

週末のリーガエスパニョーラでバルセロナとのクラシコに逆転勝利し、勢いに乗っていたマドリーを迎え撃ったヴォルフスブルクは、18分にPKで先制すると、25分にも追加点。守ってもFWクリスティアーノ・ロナウドらを抑え、アウェーゴールを許さずに勝利した。

もちろん、ヴォルフスブルクの選手たちは英雄として称賛されている。得点を挙げたDFリカルド・ロドリゲスやMFマキシミリアン・アルノルトはもちろんだが、DFヴィエイリーニャのファイティングスピリットにも賛辞が寄せられた。

ヴィエイリーニャはボールを争った際、マドリーMFトニ・クロースとの衝突で倒れ込んだ。その際、折れた歯を吐き出す様子がテレビカメラで映し出されている。

だが、ヴィエイリーニャはそのままプレーを続行。フル出場し、勝利に貢献している。