3日に行われたラツィオ対ローマのダービーマッチは、4-1とアウェーのローマが快勝したことで、ホームのラツィオとそのサポーターにとっては苦々しい一戦となった。

そのラツィオに所属するMFセナド・ルリッチが、ローマファンのセルフィー(自撮り)でスポーツマンシップに反する行為をしていたことが分かった。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

ラツィオは前半に先制されると、後半に2点目を献上。その後1点を返したが、さらに2点を失って敗れた。当然、ラツィオにとってはおもしろくない一日だっただろう。

だが、ルリッチの行動は、いずれにしてもスポーツマンとして許されない。出場停止のためスタンド観戦していたルリッチは、喜んでセルフィーを撮ったローマファンの背後で、中指を立てていたことが発覚したのだ。

不振のチームがダービーという大一番で大敗し、クラブはステファノ・ピオリ監督を試合後に解任。ユースを率いていたシモーネ・インザーギ監督が今季終了まで率いることが決まっている。