Jリーグの柏レイソルでもプレーした元ブルガリア代表のフリスト・ストイチコフ氏が、南アフリカのサファリパークでハンティングをした写真で批判を浴びている。イギリス『テレグラフ』や『デイリー・メール』が報じた。

南アフリカ北部にあるサファリパーク「mebenca」が、ストイチコフ氏がライフルを手に、キリンやシマウマ、レイヨウなどをハンティングした様子の写真を公式サイトに掲載した。ブルガリアメディアによると、これらの動物をハンティングしたのはストイチコフ氏という。

ストイチコフ氏は1990年代にバルセロナで活躍。黄金期にあったバルサで数々のタイトルを獲得し、1994年のアメリカ・ワールドカップではブルガリア代表を初のベスト4に導いた。同年、バロンドールも受賞している。

1998年に柏レイソルに在籍し、その後アメリカに渡ったストイチコフ氏は、2003年に現役を引退。その後は指導者に転身し、ブルガリ代表やリーガエスパニョーラのセルタを率い、南アフリカのクラブでも指揮を執った経験がある。

「mebenca」はすでに公式サイトからストイチコフ氏の写真を削除したようだが、動物愛護団体からは非難の声が上がっている。

「私は選手としての彼が好きだし、尊敬している。我々にとって彼は本当にレジェンドで、幸せで誇りを感じる瞬間をたくさんもたらしてくれた。だが、アフリカで彼がやったことは悲しく、野蛮だ」