ナポリが30日、ミランのオーナーであるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏の一家が所有する『メディアセット』の取材を拒否すると宣戦布告した。

ナポリが激怒したのは、『メディアセット』によるFWゴンサロ・イグアインの去就に関する報道だ。イグアインは今季のセリエAで30試合29得点とゴールを量産。先日から夏の去就が騒がれており、ナポリが契約を延長できるかどうかが注目されている。

ナポリの発表によると、『メディアセット』は、イグアインが契約延長を拒んだと報道。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長もやむなく受け入れ、移籍金も契約解除金の約9400万ユーロ（約120億円）を大幅に下回る額で妥協したと報じた。

クラブが代役探しに動いているという報道に対し、ナポリは徹底的な抗戦姿勢を示した。報道を否定し、『メディアセット』のインタビューには応じないと発表。スタジアムでもコメントしないとした。声明では「強い権力を恐れることはない」とも記し、「敬意」を求めている。

La replica della #SSCNapoli al servizio televisivo su Higuain trasmesso da Mediaset. http://goo.gl/b8bZft

SSC Napoliさんの投稿 2016年3月30日