本日25日、いよいよ今季開幕戦を迎えるプロ野球2016年シーズン。その前日となる24日、テレビ朝日「報道ステーション」では「稲葉篤紀の全力順位予想」と題し、野球解説者・稲葉氏が今季の順位予想を行った。

打撃、投手（先発）、投手（中継ぎ・抑え）、守備、走塁の5項目100点満点で採点した稲葉氏は、これに自身の分析を加え、予想順位を挙げた。パ・リーグ1位は本命ソフトバンクではなく、なんとオリックスに――。同氏の予想順位ならびにコメントは下記の通りだ。

●稲葉氏のパ・リーグ予想順位（括弧内は同氏の採点）
1位：オリックス（87点）
2位：ソフトバンク（97点）
3位：日本ハム（86点）
4位：西武（86点）
5位：ロッテ（85点）
6位：楽天（83点）

「ソフトバンクは97点。ほぼ満点。強いんです。ですけど、他の5チームがソフトバンクを倒しにいいピッチャーを当ててくる。そこでソフトバンクがどうなっていくのか。オリックスとは（自分の採点では）10点差あるんですが、すごく思い切りました。まず（昨季は）金子（千尋）投手がケガをして開幕ダッシュに失敗している。今年は開幕投手で1年間ローテーションをしっかり守りきれれば優勝の可能性もある。昨年ケガ人も沢山でました。今年はケガ人が出なければしっかりとした野球ができてくる」

●セ・リーグ予想順位（括弧内は同氏の採点）
1位：阪神（90点）
2位：広島（89点）
3位：ヤクルト（88点）
4位：巨人（88点）
5位：DeNA（88点）
6位：中日（88点）

「（阪神は）非常に雰囲気が良くなってる。若い二人（高山俊＆横田慎太郎）が1、2番にくるということで活発になる。あと守護神。昨年は呉昇桓がいましたけど、今年はマテオが入った。すごく結果残していい球投げてまして、後ろもしっかりしてきた。巨人は阿部（慎之助）選手がいなくなってしまった。重信（慎之介）は足が速くてバッティングもよくて彼が入ることで新しい巨人になっていくんじゃないか」