フレッシャーズ編集部

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内定式とは、企業が学生に正式な内定通知書を渡し、学生が内定承諾書を提出する場です。就活を終えて一息ついていた気持ちをしゃっきりと立て直すために、髪型もきちっとまとめたいですよね。今回はそんな「内定式の髪形」について、抑えておきたいルールをご紹介しましょう。

■髪色は面接時と同じがベスト

就活が終わると、気が抜けて髪形を自由にしている人が多いでしょう。特に髪色は、もともと茶髪に染めていた人にとっては就活の黒髪は受け入れがたいもの。すぐに茶髪に染め直したり、むしろ金髪にして楽しんでいるかもしれません。

しかし、内定式はビジネスの場です。しかも、これから一緒に働くことになる先輩や上司、会社のお偉いさん方と初めて近い存在になれる日です。印象を悪くしてしまっては、今後の会社員生活に尾を引くでしょう。無難なのはやっぱり採用面接と同じく黒髪で、カジュアルめな業種や女性の場合は多少茶髪でも大丈夫でしょう。

■パーマはやめておいたほうが無難

パーマについては、やめておいたほうが良いでしょう。女性でゆるふわパーマをかけている人は、内定式ではウェーブを出さないようにまとめておけば悪印象にはならないかもしれません。ただ、他の学生がパーマをかけていない中ではどうしても悪目立ちしてしまう可能性があります。

■男性の髪形は耳元スッキリ・おでこを出すとなお良し

男性の髪形は、シンプルでスッキリとしたものが好まれます。内定式には年配の役員たちも出席するため、そういった人にとっては最近の男性の髪形は印象が良くないものかもしれません。耳元が出るくらいの短髪で、軽くワックスで整える程度にしておきましょう。おでこを出すと清潔感があってなお良いですね。

■目立つ刈り上げはなくしておこう

襟足からかなり上のほうまで刈り上げる髪形をしていると、内定式直前になっていきなり髪形を変えようとしても難しいです。その場合は、長く残している部分を少しカットして、刈り上げている部分とのギャップをできるだけ少なくした方が良いでしょう。流行の髪形であっても、ビジネスシーンでは「奇抜」ととられることもあります。個性は髪形ではなく、やる気や仕事ぶり、成果で見せるようにしましょう。

■女性の髪形はアクセなし・耳が出るようにまとめよう

女性の髪形に関しては、男性よりも少し寛容に受け入れてもらいやすいです。少し茶髪でもたいていオッケーですし、パーマも多少は許されるでしょう。

でも、やり過ぎは厳禁です。キラキラしたヘアアクセや、手の込んだヘアアレンジは控えましょう。アクセを使うなら単色のシュシュあたりまでが基準となるでしょう。

■シンプルにひとつくくり・ハーフアップが安心

ロングヘアの場合、ひとつにまとめるのが最も無難です。髪質に不安があるなら、なおさらキッチリとシンプルにまとめるように心がけましょう。まとまりやすい髪質であれば、ハーフアップなんかも良いですね。耳を出すことで明るく清潔に見えます。

もし「この髪形で良いかな?」と迷ったら、内定式で学生が並んでいるところを写真で撮られたときのことを想像してみましょう。「目立ちそう」と思ったら、もう1段控えめにするのが良いでしょう。

■内定式の髪形は「無難」を心がけよう

内定式で髪形がおかしかったからと言って内定取り消しになることはありません。しかし、悪目立ちしてしまうと「あの学生、あんな髪形して……」と悪印象がついてしまうことも。髪形は比較的自由に変えられるものなので、内定式のときくらいは「無難」を心がけていきましょう。

髪形などの見た目を考えるというのは、ビジネスパーソンに必要な「相手の気持ちを考える」スキルにつながります。社会に出る第一歩として、内定式での髪形を自分で納得して決めてみると良いでしょう。

(ファナティック)