クリーニング店で炒飯を要求(画像はイメージ)

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接客業をしていると一度は悩まされるのがクレームだ。あまりに理不尽な要求をする消費者がモンスタークレーマーと呼ばれ社会問題にもなっている。
Twitterで「実際に言われたクレーム晒す」というハッシュタグで投稿が盛り上がっているが、あまりのひどさに「え、本当にそんなことあるの?」と言いたくなるほどだったので、いくつかピックアップして紹介したい。
 

【独自の論理を振りかざす】



まずはクリーニング店で起こったというやり取りだ。店員だったとしたらどう対応するのが正解なのか皆目見当がつかない。

「某クリーニング店で働いてた時 私『いらっしゃいませ!』 男性客『(カウンターにどかっと座る)おう、炒飯!』 私『お客様、当店クリーニング店なので炒飯は……』 男性客『クリーニング店なのに炒飯もねぇのかよ!』 私『ないですね』」

次は独自の論理を振りかざし、むちゃな要求をしてくるケース。話の前提が異なるのでいくら説明しても理解してもらえず、相手を納得させるのに時間がかかりそうだ。

「レンタルビデオ屋で働いてる時に『DVD1枚で1週間レンタルなんだから5枚借りたら5週間レンタルに決まってるだろ?』っていう無限の宇宙の拡がりを感じる独自の論理を提唱する老人とレジで格闘しました」

ほかにも、「このリンゴ、切ったら芯の周りが黄色く腐ってたのよ、ほら」というクレームに「これは蜜です」と返したり、「5日前に買ったバナナの皮に黒い斑点が……」ときたら「食べ頃です」と応対するユニークなツイートもあった。

【万引き犯によるクレームも】


なかには万引き犯による間抜けなクレームを紹介するエピソードも。

小学生「さっき買ったニンテンドープリペイドカード使えないんですけど!」
僕「はあ」
小学生「登録できないから五千円返金してください!」
僕「あのな、そのカード会計しないと使えないよ」
小学生「えっ」
同僚「ちょっとこっち来てくれるかな」
小学生「」

「実際に言われたクレーム晒す」のハッシュタグは大盛り上がりで、身近な接客業だけでなく、さまざまな専門性の高い職種にまで波及している。

小倉秀夫弁護士は
「『証明されていないことを弁論で述べている。撤回せよ。』偽装結婚事件で検察官が『愛がなかった』と強調するので、『そもそも検事の妻だって、検事を愛するが故に結婚したとは限らないじゃないか。検察官の妻になりたかっただけかもしれないじゃないかと言ったとき』
というエピソードをツイートしていた。