ウェス・クレイヴン

写真拡大

『エルム街の悪夢』や、『スクリーム』シリーズなどのホラー映画で知られるウェス・クレイヴン監督。その彼が、米Syfy向けに2本のTVドラマを企画していることを、The Hollywood Reporterなどが報じた。

【関連特集】熱帯夜でもエアコンいらず!?真夏の夜はちょいコワドラマが見たい!

そのひとつは、クレイヴン自身が監督したお屋敷ホラー映画『壁の中に誰かがいる』(1991年)のドラマ化。映画の舞台となった屋敷で失踪した若い女性を探し求めるうちに、屋敷の奥深くに何世紀も眠っていた恐怖が明らかになるというストーリーだ。"『ダウントン・アビー』と『悪魔の棲む家』を組み合わせた現代劇"と表現される本企画で、クレイヴンは製作総指揮に名を連ねる。脚本はマイケル・ライス(『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』)が担当する。

もうひとつの企画は、昨年8月にアメリカで刊行されたダリル・グレゴリー作の小説「We Are All Completely Fine(原題)」のドラマ化。恐ろしいトラウマを抱えた人々が集まるグループセラピーで、心理学者が各自の体験に潜む恐怖の源を明らかにする、というストーリー。クレイヴンは製作総指揮に名を連ねるほか、脚本とパイロットの監督を担当する。

知性やユーモアを織り交ぜた恐怖描写を得意とするクレイヴンが、ドラマでどのように手腕を発揮するのか。企画の進展を楽しみに待ちたい。

なお、クレイヴンは、米MTVで6月にスタートする『スクリーム』ドラマ版でも製作総指揮を務めている。(海外ドラマNAVI)

■関連記事・ドラマ版『スクリーム』の出演者が決まる!『LOST』ハロルド・ペリノー、米Syfyの新ゾンビドラマに出演新たなゾンビ物のTVシリーズが米Syfyで放送されることに!