米バイオジェンなどの「タイサブリ」、有益性は副作用リスクに優る
XFN-ASIAによると、脳疾患を起こし、死亡者が出たことで販売停止となっている多発性硬化症(MS)治療薬「タイサブリ」について、使用法を厳密に管理すれば、同薬の有益性は、副作用リスクに優る可能性があるという記事が、近く米有力医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の最新号に掲載される。
タイサブリは、米バイオ医薬品大手バイオジェンとアイルランドの製薬メーカー・エランが開発し、2004年11月に米FDA(食品医薬品局)が承認していたが、2月末に同薬を服用した患者2人が進行性多病巣性白質脳障害(PML)を発症したため、販売が停止されている。【了】
タイサブリは、米バイオ医薬品大手バイオジェンとアイルランドの製薬メーカー・エランが開発し、2004年11月に米FDA(食品医薬品局)が承認していたが、2月末に同薬を服用した患者2人が進行性多病巣性白質脳障害(PML)を発症したため、販売が停止されている。【了】