経営破綻し会社更生手続きを進めている半導体大手、エルピーダメモリの坂本幸雄社長(64)がついに退任する見通しとなった。2012年2月に会社更生法の適用を東京地裁に申請したが、再建を迅速にするため経営陣の一部が残る「DIP型会社更生」と呼ばれる手法を地裁が認めたため、坂本氏は社長と管財人を兼任。しかし同業の米マイクロン・テクノロジーに買収される見通しが立ち、来年春にエルピーダがマイクロンの完全子会社となるのを