菅首相の辞任時期をめぐって綱引きが続く中、民主・自民の両党の間で急浮上してきた「大連立構想」。民主党の岡田克也、自民党の石原伸晃両幹事長は5日、東日本大震災の復興を急ぐため、大連立構想を進めることで足並みをそろえた。首相の早期退陣に道筋をつけるための環境整備の一環とも言えるが、主要各紙の7日の社説を見ると、「失政への猛省が足りぬ」「何のためにやるのか」などの見出しが並び、ほとんどの新聞が慎重姿勢だ