メルトダウンしすでに手遅れだった原子炉への海水注入中断をめぐり、衆院で菅首相、谷垣自民党総裁らが、相も変らぬ中身の薄い言葉のやり取りを交わした昨日、同じ国会内の参院行政監視委員会は、原子力政策の根本的な転換、すなわち「脱原発」に向けた画期的な議論の場となった。参院行政監視委員会という地味な会議が、これほど注目されたことが、かつてあっただろうか。NHKは、菅首相らが出席する衆院の復興特別委員会より、