菅総理は熟議の国会というが、閣僚に対する問責決議を無視しておいて与野党協議などできるはずもない。もしも、菅総理に熟議の国会を乗り切るチャンスがあるとすれば、それは野党の要望を丸のみする覚悟をもったときである。第一に、総理として、尖閣問題に対する対応の問題点をしっかりと総括して、関係閣僚を自ら更迭することである。そのことは、日本は二度とあのような外交・安保政策をすることはないとの決心を世界に伝えるこ