小さいころから何不自由なく育ったお嬢さまアナ。芸能評論家の三杉武氏は「今後もお嬢様女子アナは、増加していくだろう」と分析する。

「これまでアナとしての実力だけで採用していたTBSでも、近年、お嬢様タイプの女子アナを増やしつつある。実力や容姿はもちろん大事だが、最近のテレビ局が気にするのはコンプライアンス。局アナが学生時代に問題を起こしていて、採用後に明るみに出るのを心配する。そのため、お嬢さま女子アナを採用する傾向が強い」

 とくに三杉氏が「真のお嬢さま女子アナ」と感じるのは、ミタパン(三田友梨佳)と秋元姉妹(優里・玲奈)だという。

「ミタパンはミス青学で、明治座社長の娘。秋元姉妹は外交官の娘で、ともに白百合で学んでいる。3人ともに生粋のお嬢様だ。ただ、学生時代に遊んでいないぶん、かつての夏目三久アナのように“社会人デビュー”して失敗しないかだけが心配だ。プライベートには細心の注意を払っていただきたい」

 そこで、三杉氏の話に出てきた、ミタパンと秋元姉妹。そして夏目アナの実家を訪ね、土地の値段を調査してみた。まずは夏目アナから――。

夏目三久アナ(28・フリー)父親の住むマンション(大阪市福島区):1億3千万円】
 父親はIT企業「イー・ガーディアン」の創業者で、現在は別のIT企業の社長。登記にある父親の住所を訪ねると、大阪市の中心部にある50階建てのタワーマンションの48階。夏目アナの退社と前後して両親は離婚。母親は東京で夏目アナと暮らしている。

秋元優里アナ(29・フジ)と秋元玲奈アナ(27・テレビ東京)実家の土地(横浜市青葉区):8千180万円】
 父親は在オーストラリア特命全権大使の外交官・秋元義孝。実家は横浜市内の古くからある閑静な住宅街の角地。姉は小学校、妹は中高が白百合学園というお嬢さま。大学はともに慶應を出て、それぞれの局へ。

三田友梨佳アナ(26・フジ)実家の土地(東京都中央区):3億5千100万円】
 栄えある1位はミタパン! 父親は劇場「明治座」の社長で、年商71億円あまり(’12年8月決算)。またミシュラン三つ星の老舗料亭「玄治店 濱田家」を経営、母親が女将を務める。ミタパンも大学時代、着物姿でアルバイトした。店の近く、289平方メートルに立つ5階建ての持ちビルが実家だ。

(週刊FLASH 7月9日号)