「ジェノア戦は重要な試合だ。非常に重要だよ」。コッパ・イタリアのエラス・ヴェローナ戦で勝利を収め、準々決勝進出を果たした翌日、インテルのアンドレア・ストラマッチョーニ監督はすでに22日に行われるセリエA第18節のジェノア戦へと集中している。『スポーツメディアセット』で次のように話した。

「残念ながら、我々は万全ではない。昨日の試合では長友(佑都)と(ルカ・)カステッラッツィを失った。(フレディ・)グアリンの出場停止が確定になれば、我々の中盤は少し人数が足りない。(エステバン・)カンビアッソも調子が良くないからね。だが、私は素晴らしいインテルを望んでいる。クリスマスを2位で過ごすことができるからだ」

カステラッツィは肩を脱臼し、長友はふくらはぎの筋肉を痛めている。長友は20日からクリスマス休暇で家族の元へ向かうことができるようになった。一方、キャプテンのMFハビエル・サネッティは、インテルが良い形でシーズン前半戦を終えられることを願っている。

「今年をできるだけ良い形で終わらせるために、ジェノア戦では勝利が必要だ。昨日の白星もすごく重要だった。僕らは土曜の試合でも勝ちたい。穏やかにクリスマスを過ごし、来年に向けてエネルギーを充電するためにね」

終わりを迎える2012年について、サネッティはこのようにコメントしている。

「成長していった一年だった。たくさんの困難があったシーズンの半分を経て、今シーズン最初の6カ月はチームが大きく成長したからだ。僕らは新たなグループとなり、高い順位を争うために主役に戻りたいという意欲にあふれている。うまくやれるように願っているよ」