ナポリは20日のヨーロッパリーグ(EL)・グループリーグ第1節で、AIKソルナにホームで4−0と大勝した。FWエドゥアルド・バルガスがハットトリックを記録したこの一戦について、ベンチ入り禁止のワルテル・マッツァーリ監督に代わってチームを率いたニコロ・フルスタルーピ監督代行は、『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「バルガスのことはうれしいね。彼に欠けていたのは、ゴールだけだったんだ。もはや彼はチームに馴染んでいる。チームの動力をすべて理解した。(前半に苦しんだのは)多くの選手を変更したし、おそらくはその代償を払ったのだろう。だが、AIKを称える必要もある。スウェーデンで2位のチームだからね。良いプレーをするのは簡単じゃなかった。後半は彼らのペースが落ちて、我々がよりうまくやることができたね」

一方、ウディネーゼはホームでアンジ・マハチカラと対戦し、1−1と引き分けている。前半終盤に先制され、後半ロスタイムにFWアントニオ・ディ・ナターレの同点弾で勝ち点1を得たフランチェスコ・グイドリン監督は、次のようにコメントした。

「ようやく全員で微笑むことができた。今年はちょっとツイていないシーズンのようだ。この試合も、負けていたとしても敗北には値しない一戦だった。トト(ディ・ナターレ)が最後に解決してくれたね。だが、チーム全体が素晴らしい試合をしたよ。前半は先制を目指し、後半は追いかけた。今後のシーズンに向けて、これが精神的にターニングポイントとなることを願っている」

「(多くの新選手を起用したことについて)選手たちを生かすために、あらゆる特長を生かそうとすることは私の義務だ。チームにはユーティリティーある選手たちがいる。今日のチームは気に入ったよ。うまくやった」

「観客が分かってくれることを願っている。おそらく、この2年、チームは予想を上回るほど強かった。最初のミスや試合がうまくいかないときに、助けてもらえないと、チームにとっては良くないことだ。我々は現実に向けて前進している。これが我々の次元なんだ。努力は欠かさないよ。だが、我々はいつだってウディネーゼなんだ。レアル・マドリーがプレーするのは別のスタジアムだよ」