20日のヨーロッパリーグ(EL)・グループリーグ第1節で、AIKソルナをホームに迎えるナポリ。だが、ワルテル・マッツァーリ監督は前日会見で、リーグ戦にも言及している。

「リーグ戦ではひどいサイクルが我々を待ち受けている。次の3試合で、我々の本当の価値が分かるだろう。だから、明日の試合では、出場機会が少なかった選手たちがプレーするのも普通のことだよ」

「AIKソルナはスウェーデンのユヴェントスと考えられている。彼らの試合を見たが、リーグで素晴らしい結果を残しており、ここまで来るのにアウェーでCSKAモスクワを倒しているんだ。前線にとてもスピードのある選手たちがおり、速くてテクニカルなサッカーをする。ハイレベルな試合になるだろう。観客の助けに期待している。試合の展開にかかわらず、サポートが必要だからね」

リーグ前節のパルマ戦からは、11人中10人が変わるだろう。続けて出場するのは、DFサルヴァトーレ・アロニカだけのはずだ。

「大いなる情熱を持ってELをスタートする。ラウンドを突破するために全力を尽くすよ。それから、ELはCLのように重要な大会になるんだ。CLから重要なチームが回ってくるし、レベルが大きく上がるからね。我々には22人のレギュラーがいると言ってきた。各ポジションに2人だ。だから、これは改革ではない。全選手がいかに成熟したかを見たいね。(オマル・)エル・カドゥリと(ブレリム・)ジェマイリのどちらを起用するか、判断しなければいけない」

前線はFWロレンツォ・インシーニェとFWエドゥ・バルガスのコンビとなるだろう。

「バルガスはすべての試合で見てきた。彼は落ち着かなければいけないだけだ。ゴールは思っていないときに決まるはずさ。そのちょっとした幸運に恵まれるよう、願っている。それが、このタブーを打ち破る助けとなるはずだ」