今シーズンのスーペルコッパは、予定どおりに8月11日に北京で行われることとなった。ナポリが開催に疑問を投げかけていたが、イタリア王者ユヴェントスとタイトルを争う一戦について、クラブは次のように公式声明を発表している。

「中国側との長きにわたる話し合いの末、スーペルコッパに関する全体的な運営面での保証を受け、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はナポリが北京での大会に予定どおり参加することを認めました」

また、デ・ラウレンティス会長本人も、「我々は運営面で多くの疑問を抱いていた。だが、要求したようにすべてが管理されると保証されたよ。私は、レーガ・カルチョに問題を起こさないことに決めた。チームは8月5日に北京へ向けて出発する」と明かしている。

レーガ・カルチョのマウリツィオ・ベレッタ会長は、「ナポリが北京で試合をすると望み、そう決定してくれたことをうれしく思う」とコメント。次のように続けた。

「中国では数年前からイタリアサッカーへの関心が非常に高まっている。今回の決定は、その中国での試合で、国際的にイタリアサッカーを促進するという方向性のものだ。イタリアで再び確立し、国外でも継続的に関心を引いているスーペルコッパの今後の発展について、さらなる機会があるかどうかを検討していくために、これから時間をかけて考えていくことが有益だということで、デ・ラウレンティス会長とは結論に達した」