ナポリは23日にグロッセートと練習試合を行い、3−0と勝利を収めた。ワルテル・マッツァーリ監督は新シーズンに向けて手ごたえを感じている。

「キャンプで最初に期待するのは、フィジカル面でのトレーニングが万全に行われるかどうかだ。その点では、これまでのキャリアで最高の準備だった。昨日回復した(ウーゴ・)カンパニャーロを除けば、誰も練習を欠席していない」

「技術・戦術的にも、重要なシグナルを見てとれた。全員がすごく注意を払っていたね。前からいる選手たちも、新しく加わった選手たちもだ。(ヴァロン・)ベーラミも昨日、私が望むことをすぐに吸収しようとしていた。ここはトレーニングをするのに理想的な環境だ」

ナポリは3-5-1-1で戦っていく予定だ。指揮官は新フォーメーションについて、まだ発展途中だと話している。

「この新たなフォーメーションで、位置を動かした選手が2人いる。(マレク・)ハムシクと(ギョクハン・)インレルだ。だが、2人のうち一人は、より守備に手を貸すことになる。インレルだね。彼は守備で最大限の助けとなってくれる。守備のメカニズムは変わらない。だが、インレルがいれば、守備においてプラスの盾を持てる」

「積極的なサッカーをするから、相手を抜ける選手が必要となる。(フアン・)スニガを左サイドに動かしたのは、彼が抜けるからだ。この考えが有効なら、強くなるために、右サイド、できれば両サイドでプレーできる選手が必要だね。我々は攻めて相手を苦しめたい。そういうプレーをすることで、またトライしていくよ」