8日放送、TBS「S1」では、今月2日に行われたロンドン五輪代表メンバー発表後のなでしこジャパン・丸山桂里奈に密着した様子を放送した。

番組のカメラに対し、「本当にオリンピックは最後になると思うし、澤(穂希)さんがいない代表っていうのは、なんか自分の中で違うという感覚があったりとか。澤さんと一緒に代表でやりたくて代表に入りたいと思ったから」と胸中を語る丸山は、澤が“最後の五輪になるかも”と話していることについて、「そういう意味では、アテネ、北京とはちょっと違う」とも。

また、LINEを使ってメッセージのやり取りをしている澤と丸山。発表後に澤から「一緒に金メダル目指して頑張ろうね」という言葉が送られてくると、丸山は「はい 澤さんのパスからゴール決められるように頑張ります」と返したが、さらに澤からは「逆だろ(笑)」というツッコミも。「澤さんもオリンピックで(3ゴール)決めてるからいいじゃんね。私が決めたいよ」と笑った。

4年前の北京五輪における3位決定戦では、後半途中から出場を果たしている丸山。この時は、ドイツを相手に0-2で敗れたが、この試合が終わった直後、真っ先に丸山のもとへと向かっている澤。「途中から出てくる選手は、元気だし走らなくちゃいけないし、そういうのは気づいた点で話をしないと、彼女のレベルも上がらない。すぐに思ったことを伝えました」と振り返ったが、当の丸山は「説教ですよ」と苦笑い。

「説教っていうか、その時、自分の心に響くものがあって、しっかりアドバイスをしてくれたんで、もっとやらないといけないと思って、1日20キロ走るようになりました」と、丸山はその後のレベルアップにつながる糧になる助言であったことを明かした。