秋山成勲の「竹島はみんなの物」発言に韓国ネット 上が騒然

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総合格闘家の秋山成勲が、ツイッターで竹島問題についてつぶやいたとして、韓国で注目を集めている。

秋山は6月17日、ツイッターで日本人のインターネットユーザーから「秋山さん、竹島は日本、韓国どちらの領土だとお考えですか?」という質問を投げかけられ、「ん〜。難しい問題ですね。自分的には元々誰の物でもないから、みんなの物しゃないですか!」と回答した。

日韓両国が領有権を主張している竹島は、現在韓国側によって不法占拠されている状態だ。近年は竹島の領有権をめぐって日韓で外交摩擦が起きるなど、とてもデリケートな問題といえる。そのため、韓国のインターネット上は、秋山の回答に敏感に反応した。

ネット上には、「独島は日本の物ではないのに、みんなの物だという発言は到底受け入れられない」「歴史をちょっと勉強しろよ」などと辛らつなコメントが相次いだ。だが、中には秋山ではなく質問者を非難する人もおり、「秋山は韓国系だが日本に帰化し、日本で日本人の妻と暮らしている。おそらくチュ・ソンフンは韓国領だと言いたかったに違いないが、そう言ったら日本での生活が危なくなる。そう言うしかなかったと思う。質問するヤツが悪い」、「質問者が問題だね。どんな回答を期待していたんだ?」といったコメントも寄せられた。

在日韓国人4世として生まれ、後に日本国籍を取得した秋山にとっては、とても回答に困る質問だったに違いない。韓国ではチュ・ソンフンの名で知られている。

参照:ハンギョレ
参照:デイリーアン

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