フリーアナに転身したばかりの西尾由佳理(34)が早くも正念場を迎えている。古巣の日本テレビから三行半を突きつけられてしまったようなのだ。
 「西尾のイメージといえば、誰にでも優しく、ホンワカしていて少しおっちょこちょい…。しかし、素の彼女はプライドが高く超気分屋。しかも、心の内を他人には絶対に明かさない。十数年、一緒に仕事をしている同期の局員と飲みにも行かないし、連絡先さえ知らせないのです」(放送作家)

 古巣の日テレ関係者から漏れ伝わってくるのは批判めいた話ばかり。ダメ押しは、仕事に対する西尾の姿勢だという。
 「長い時間、拘束される仕事は基本的に受けない。しかも、事前の打ち合わせも面倒くさがる。『すっかり天狗になった』と言う声があちこちから聞こえてきます」(制作関係者)

 さらに、油を注いだのが他局への出演だ。
 「日テレを辞めて半年もしないうちに、TBSの特番やフジテレビの『SMAP×SMAP』に出演した。普通は日テレを最優先するのが道理。ギャラが不満だったという話もありますが、いずれにせよ『だったら、どうぞ他局で頑張って下さい』が正直な気持ちです」(日テレ関係者)

 西尾の不人気ぶりはかつて人気を二分した元フジの高島彩と比較しても明らか。
 「高島は結婚してもフジの仕事は引きも切らず声が掛かる。対する西尾の日テレのレギュラーは『世界まる見え!テレビ特捜部』のみ。しかし『世界まる見え!特捜部』も来年3月には彼女の降板を決めたようです」(番組関係者)

 後任には犬猿の仲と噂された葉山エレーヌアナの名前が候補に挙がっているという。それにしても、西尾は、何故ここまで強気でいられるのか。
 「元電通マンだった夫に頼りきりなんです。現にフジやTBSの番組に出演したり、トヨタのCM起用も全て夫の影響力の賜物です。もっとも、根本には彼女の実力あっての話ですが…」(広告代理店関係者)

 しかし、西尾の勢いは長く続かないというのが大方のテレビ関係者の予想なのだ。
 「西尾が他局に出演しても視聴率が上昇した訳でもない。結論を言えば“日テレの西尾アナ”であって看板のない彼女に魅力なし。高島彩と根本的に違うのは、フリーとしての覚悟の差です」(事情通)

 早晩、フェードアウト?