韓国の月刊誌「新東亜」は8月号で、死産した赤ん坊の人肉から作られた粉末入りのカプセルが中国で作られ、韓国で密売されていると報じた。韓国の複数のメディアが報じ、同国に大きな衝撃を与えた。

 韓国人ブロガーの考える豚(ハンドルネーム)さんは、韓国SBSで放送された『衝撃告発!人肉カプセルの実態』を見て衝撃を受けたという。「病院から入手した死んだ赤ん坊を乾燥させてカプセルに詰め込み作った『人肉カプセル』が、韓国で滋養強壮剤あるいは補身薬(身体に栄養を補う薬)として販売されていた。信じられないような内容だった」と語った。

 筆者は、「人肉カプセル」の存在に驚愕しながらも、需要があったから韓国で流通していたのではないかと考察。「韓国人は“補身”という考えに特別な意識を持っている。誰かが『これは身体に良いものだ』と言うと、『なぜ良いのか』と考えずに『じゃ、私も食べてみよう』とすぐに思う。特に、原料が入手しにくくなればなるほど特別な力を連想させ、効能があると感じる」と指摘した。

 筆者によると、放送内には「人肉カプセル」を販売していた人たちが「これを飲むと精力がつく。身体に力がみなぎる」などと語る場面があったという。筆者は、本当にカプセルによって身体に力がみなぎったのだろうか、入手困難なために身体に良い効果があると錯覚しているだけではないだろうか、と「人肉カプセル」の効能に疑問を寄せた。(編集担当:新川悠)