焼き肉チェーン店でユッケなどを食べた客4人が死亡した集団食中毒事件。「ユッケ」はもともと韓国の肉料理だが、日本在住の韓国人ブロガーmullon(ハンドルネーム)さんは、韓国人より日本人のほうがユッケを好んで食べているようだとつづった。

 「日本のニュース番組で、あるコメンテーターが『韓国人は日本人よりたくさんユッケを食べているはずだが食中毒は起きていないのか』という質問をした。『ユッケ』という名前のせいかもしれないが、日本人の中には“韓国人がユッケを食べるのは当たり前”というイメージがあるようだ」と述べた。

 mullonさんは、「私は生まれてから一度もユッケを食べたことがないし、焼き肉屋に行っても友人がユッケを注文する姿は見たことがない。おじさんが食べるイメージしかない」とし、“韓国人がユッケを食べるのは当たり前”という日本人が抱いているイメージは間違っていると指摘。「少なくとも私は韓国の焼き肉店でユッケを食べたことがない」と語った。

 さらに、事件が起きた焼き肉チェーン店のユッケは一皿280円と格安だったことを挙げ、「正直に言って、安い焼き肉店でユッケを注文する韓国人は1人もいないだろうし、特に子どもにユッケは食べさせないはずだ」と発言。「日本人は『生』に対する抵抗感がないため、ユッケも韓国よりポピュラーなメニューになっているようだ」と考察した。

 韓国人ブロガーのジナ(ハンドルネーム)さんも、「ユッケは韓国人でも食べない人はいるし、すべての焼き肉店にある定番メニューでもない。でも、日本では焼き肉店に行くとほとんどの店にユッケがある」とし、日本の方がユッケが定番化していると語った。

 事故を起こした焼き肉店の社長は2日の記者会見で、厚生労働省の基準に「生食用の牛肉」の定義がないことなどを説明した。ジナさんは、「日本では国の衛生基準を満たしている生食用の肉はほとんどなく、流通業者と販売業者の独自の判断でユッケが提供されていたようだ」とし、「日本人はこんなにも生肉を好むのに、関連する法規制が不十分だとは」と食に対する安全意識の低さに驚いた。(編集担当:新川悠)



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