11日に発生した東北地方太平洋沖地震から3日後、宮城県で生後4カ月の赤ちゃんが崩壊した建物の中から救出された。中国新聞社は「小さな命が奇跡的に救い出され、大地震の恐怖にふるえる市民や捜索者に希望をもたらした」と報じた。

 記事によると、「崩壊した建物から遺体を運び出していた自衛隊が赤ちゃんの泣き声を聞きつけ、自衛隊の1人が女の赤ちゃんを見つけ出した」という。

 その後、赤ちゃんの父親が見つかり、赤ちゃんは無事、父親に引き渡された。赤ちゃんの家族は「一時はもうだめだと思っていたが、子どもを見て大喜びした」という。現在、赤ちゃんは家族とともに避難所に身を寄せている。(編集担当:畠山栄)



■最新記事
生死にかかわる時でさえ集団の利益を優先する日本人=中国
台湾は「ドラえもんだ」 いつも援助の手を差し伸べてくれる=日本の声
【中国BBS】東北地方太平洋沖地震の破壊力に驚がくの声
中国メディア、厳しい生活を強いられている被災者の現状を報道
輸出大国の日本、地震と津波がもたらした製造業への打撃