昨季3冠を達成したインテルに対する賞の授賞は、まだ終わることを知らない。だが、キャプテンのMFハビエル・サネッティは、これからのことを考えている。

「今シーズンのリーグ戦は面白くなるだろうね。ダービーが決め手になる? ダービーはいつだってアツくて重要な試合だよ。良い調子で試合に臨みたい。でも、最も重要な試合は土曜の一戦だ。つまり、次の試合ということだよ」

また、サネッティはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのトッテナム戦で、相手アシスタントコーチに頭突きを見舞ったミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾについて、「彼は少しナーバスになっていたみたいだね。でも、これだけアツい試合には起こり得ることだ。すぐに謝罪したことも考慮する必要がある」とコメントしている。

一方、ユヴェントス戦での敗北に対する批判に怒りをあらわにしたレオナルド監督についても、サネッティは「まったくあり得ないことが言われていたんだ。たとえば、27ゴールを決めている(サミュエル・)エトーが批判されるとかね」と、指揮官の意見に賛成だと語った。

また、ケガで戦列を離れていたDFルシオは、次のように話している。

「バイエルン(・ミュンヘン)戦にはいるはずだ。土曜の試合からすでに出場できるかもしれない。ただ、バイエルン戦はあまりにも大事だから、今はリスクを冒すことができない。僕がいない間のインテル? 良かったよ。たくさんの試合に勝った。勝てなかったのはユヴェントス戦だけだ。全員がよくやってくれたし、満足している。スクデットを獲得できる可能性が戻ってきたからね。このまま続けられるように願っている」