16日のボローニャ戦で4−1と勝利を収めたインテル。キャプテンのMFハビエル・サネッティは、セリエA通算519試合出場という記録を白星で飾った。同選手は試合後、「これ以上はなかっただろうね。すべてのサポーターに感謝している。今日は勝つことが大切だった。チームはちゃんといるし、僕らはこの歩みを続けたいと思っている」と話している。

サネッティはこれでジュゼッペ・ベルゴミ氏が持つ、インテルでのリーグ戦最多出場記録に肩を並べたことになる。同選手は「僕はこのファミリーの一員だ。このユニフォームへの愛を誓うよ。ここへ来たときの僕は無名だった。一緒に成長したんだ。さらに多くの勝利を手にすることができるよう願っている」と続けた。

また、インテルの何が変わったかと問われると、サネッティは「全員が戻ってきたんだ。総括は最後にするものだよ。スクデット? サッカーではどんなことも可能だ。僕らはトライする」とコメントしている。

そのサネッティに対し、マッシモ・モラッティ会長は「サネッティは本当に素晴らしい。もはや感動以上だよ。どうしてあれだけ素晴らしいか、説明できないくらいだ。彼は強い選手であるだけじゃなく、とても優れた人物だからね。ファンタスティックな人だ」と賛辞を送った。

また、モラッティ会長はレオナルド監督にも言及。同じように称賛の言葉を続けている。

「スピリットや意欲、熱意、プレーがある。これ以上は求められないと思うよ。レオナルドの功績は大きい。いや、大部分が彼の功績じゃないかな。彼は環境のことを理解し、うまくやるために必要だったことを手にすることができたんだからね」

「精神的にも彼は素晴らしかった。真面目で、本当にブラーヴォだよ。逆転? 我々は我々の試合をする。逆転できるかどうかは、ほかのチーム次第でもあるんだ。補強? こういう良いプレーをしていれば、マーケットに動く必要はないと思う」