スペイン『カデナ・セール』の番組で、先日のコパ・デル・レイで退席処分になったことについて言及したレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督。だが、同監督が話したのはこのことだけではない。スペインでは、バルセロナとレアルのクラシコが近づいており、雰囲気も温まり始めているのだ。

モウリーニョ監督はクラシコが27日土曜に開催されることを望んでいた。だが、実際には29日月曜に行われることが決定している。モウリーニョ監督はこのことについて、次のように語った。

「（月曜開催になるのは）以前から知っていた。私はバカじゃない。とにかく、何も変わりはしないよ。知っていたのは、誰が物事をコントロールしているか、そしてそのコネクションを知っているからだ。コメントを分析してみれば、すべてが明確だからね」

モウリーニョ監督が言っているのは、試合を放送する『セクタ』のハウメ・ロウレス会長のことだ。同会長はバルセロナのファンであることを公言している。同監督は「バルセロナは土曜開催を望まなかった。水曜にチャンピオンズリーグの試合があるからだ。そしてクラシコは月曜になったということだよ」と続けている。

バルセロナのペップ・グアルディオラ監督は先日、モウリーニョ監督について話すのは彼が望むときだと話していた。モウリーニョ監督はこれについて、次のようにコメントした。

「彼は自身の直感に基づいてやるべきだ。モウリーニョについて話す必要はないんじゃないか。毎日、彼の選手が話しているんだからね。マドリーでは逆だ。選手たちはバルセロナについて話さず、私が話している」

また、モウリーニョ監督はフロレンティーノ・ペレス会長と毎日電話で連絡をとり、週に一度は会っていると明かした。一方、今後については、「みんなが幸せでいる限り、私はここに残る。満足できていれば、我々は１年ずつ進んでいくよ。あとはどうなるか、見ていこうじゃないか。ただ、全員が幸せであることが必要だよ」とつけ加えた。