サンプドリアが騒動に揺れている。本拠地ジェノヴァのメディア『テレノルド』が報じたところによると、クラブはリッカルド・ガッローネ会長と口論があったことを受け、近いうちにFWアントニオ・カッサーノに対して処分を下す可能性があるという。イタリア『ANSA』通信の取材に対し、クラブはコメントを残さなかった。

『テレノルド』はサイトを通じ、ガッローネ会長が「ボリアスコ(練習場)のドレッシングルームでカッサーノやチーム全体と長く話し合って」から、「暗い面持ちで」ボリアスコを後にしたと伝えている。トラブルの原因は、26日に行われたサポータークラブによる表彰式に、カッサーノが出席しなかったことで、同選手とガッローネ会長が口論になったことにあるようだ。

『テレノルド』によると、クラブは選手に対して規律的措置をとることを決めたという。このニュースの進展が見守られる中、カッサーノがビッグクラブへ移籍するのではないかというマーケットの噂がすでに始まってきている…。