ロベルト・マンチーニ監督率いるマンチェスター・シティと敵地で引き分けたのもつかの間、ユヴェントスはすぐに3日のインテル戦について考えなければいけない。ユーヴェのアンドレア・アニェッリ監督はサポーターに対する手紙をクラブ公式サイトで発表し、シーズンのここまでを振り返るとともに、全員に対してインテル戦に向けて最大限の集中力を求めている。

「親愛なるサポーターたちへ。このシーズン序盤戦、騒動やさまざまな意見、場合によってはユヴェントスとその歴史に対する真の攻撃がつきまとった。もう少しで、常にカルチョの歴史の偉大な一部となってきた試合の舞台が幕を開ける。我々ユヴェンティーニにとって、情熱によってなされ、多くの勝利――そのすべてがピッチ上でふさわしく勝ち取ったものだ――とともにつくられてきた歴史だ」

「この数カ月のおしゃべりでトーンが高まり、役割が混乱している。今は、現在について従事すべき時期が来たんだ。どんなところでもユヴェントスカラーを守るべく、適切かつ正しく、透明な形で株主たちや経営陣ががんばるべきときだ。そしてまた、日々、選手たちがユヴェントスカラーにふさわしいレベルのパフォーマンスを見せられるようにすべきときでもある。

「かつて、サポーターたちが責任感とともに、苦しいときであってもチームを支えてきた時期があった。心にユヴェントスを持つすべての人の努力を汚すような、無駄な誇張や暴力をすることなくね。113年前から続いた時期であり、この(インテル戦の)90分間が終わってからもそれは続くものだ。そして90分において、我々の仕事に戻るべく、我々は誠実なサポーターであらねばならない。ユヴェントスはそうあり続ける」