中国人実業家ケニー・ホァン氏が、プレミアリーグ強豪リヴァプール買収に名乗りを上げたことが判った。同氏が提示した正確な金額は明らかにされていないが、クラブが公表している純負債約480億円を下回る金額だと報じられている。

2年前にもリヴァプール買収を試みたホァン氏は、香港を拠点とするスポーツ投資会社QSLスポーツリミテッドの社長を務めている。現オーナーであるトム・ヒックスとジョージ・ジレット両氏は、3年前にクラブを買収した際にリヴァプールの資産を担保に買収資金を調達しており、英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドに対して約330億円の借金が残っている。同銀行のスポークスマンは「リヴァプール買収に関してどの入札者とも交渉を開始していない」と話しているが、英メディアの中にはまもなく決着がつくだろうと報じているところもある。

なお、そのリヴァプールに2日、W杯決勝戦に出場したトーレスとレイナ、カイトとバベルが休暇を終えて戻って来た。

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