アメリカと１−１で引き分けたイングランド代表のファビオ・カペッロ監督は試合後、「彼（ロバート・グリーン）はミスを犯したが、後半はすばらしいセーブを見せたので安心した。この試合ではたくさんのチャンスがあった。ポジティブな要素が多かった。ただ結果だけがポジティブじゃなかった。うちのほうがいいプレーをしていたから、結果には不満だ」と話した。

イングランドの先制点を決めた主将のスティーヴン・ジェラードは、「ロバートを支えてやらなくちゃならない。これからも彼はこのチームで重要な役割を果たすだろうし、彼のセーブで試合に勝つこともあるだろう。だからみんなで彼を支えたい。先制したら、僕らのようなチームの守り方を見れば、そのまま勝利すると思う。だから（失点は）ちょっとショックで、チーム全体が立ち直るのに少し時間がかかったが、最後はよくなったと思う。これで目標は勝ち点７となった」と話した。

アメリカ代表のボブ・ブラッドリー監督は、「初戦だから何かを得たいと思っていたが、先制されて追いついたんだからよかった。ゴールが決まったあとは一体感も出たし、自信も生まれた」と話した。

マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたGKのティム・ハワードは、「彼（ロバート・グリーン）はすごくいいセーブを２つした。残念なことにこのレベルでは、ああしたことは起こりうる。気の毒に思うけれど、彼は頼りになる男だから、立ち直るだろう」と話した。

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