ミランのレオナルド監督が契約解消の報道を否定した。シーズン終了まで5試合となり、同監督はこれからの450分間にすべての魂と体を注いでいるのだ。

イタリア『スポーツメディアセット』が報じた自身の契約解除報道について、レオナルド監督はサンプドリア戦を控えた17日の記者会見で、いつものように礼儀正しく、次のように話している。

「契約の解消はない。私に何を話せというんだい? 私の状況は2009年7月1日とまったく同じだよ。将来に関して考えたことはないんだ。今も考えていない」

「はっきりさせる必要もないと思っている。(報道が流れた)昨日だって、最初に思ったのは、『何を否定しなければいけないんだ?』ということだったんだ。私はここミラネッロ(練習場)にいたんだから、否定するのはおかしなことだと思った。ただそれから、君らメディアのことを考えて、否定することにしたんだ。でも、私はこういうことが好きじゃないんだよ」

「問題は契約じゃない。今後も同じだ。私はミランに来て、3年間の契約を結んだ。それから13年間残っている。私が考えているのは今のことだけなんだよ。それが私の考え方で、すべてをそう評価するんだ。だから、今はサンプドリア戦のことだけを考えなければいけない。自分のことは話したくないんだ。サンプドリア戦のことだけを話したい」